どんなタイミングで遺言を書けばいいのか?

遺言は、民法では15歳に達したら書けることになっていますが、どのようなタイミングで書けばいいのでしょうか?
(わたしは、みなさんに書いていただきたいと思っています。以下は、あくまで例示です。)

結婚したとき=配偶者に財産を遺すようにする

結婚する前は、親に100%の相続権がありましたが、結婚すると、配偶者の相続権が2/3、親が1/3となります。

たとえば、配偶者にすべての財産を残したいというのであれば、遺言を書いておきましょう。

 

子どもが生まれたとき=配偶者と子どもに財産を遺す

子どもが生まれる前は、配偶者の相続権が2/3、親が1/3でしたが、子どもが生まれると、配偶者の相続権が1/2、子どもが1/2となります。

子どもが未成年のときに亡くなると、遺産分割協議をする際は、子どもごとに特別代理人をつけなければならず、スムーズに相続手続ができない場合があります。

 

離婚したとき

もし、結婚していたときに「妻に相続させる」という遺言を書いていたら、書き直す必要があるでしょう。

 

家を購入したとき

不動産は大きな財産ですので、購入したタイミングも遺言を書くいいきっかけになるのではないでしょうか。

 

60~70歳/退職したとき

遺言は、体も頭も元気でないと書けません。

人生のこれからを考えて、自分の財産の遺し方を考えてはいかがでしょう。

 

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投稿者プロフィール

落石 憲是
落石 憲是司法書士
おちいし司法書士事務所の代表の落石憲是です。代表と言っても、司法書士ひとりの事務所です。ホームページはすべて私自身で書いています。

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