住まいの立地と災害

最近では、毎年(毎月?)、どこかで災害が発生しているように感じます。

地震は、2011年3月11日の東日本大震災をはじめ、日本各地で発生しています。

私の住む福岡県でも、2005年3月20日に福岡県西方沖地震は起こり、マンションなどに亀裂が入ったり、土砂崩れが起こったりしました。

近年、大雨による被害も年々多く、また、道路の冠水、川の氾濫、住宅への浸水のニュースも増えたように感じます。

常日頃から、家族などとともに、災害が起こったときの連絡方法や対処法などを確認しておく必要があります。

 

自宅の立地は大丈夫か?

わたし自身、これまで何度か引っ越しをしました。

その際、賃貸物件の築年数や、家賃、間取りなど、その物件自体しか見ずに判断していたように思います。

しかし、今からは、災害発生を想定して、どこに住むのが良いかという視点が大事です。

災害からの被害を100%避けることは不可能ですが、被害の可能性を低くすることはできるはずです。

 

たとえば、家を探す自治体のホームページで、その地域のハザードマップを調べる必要があるでしょう。

当事務所のある、福岡県久留米市のホームページにも「ハザードマップ」のページがあります。

 

久留米市には筑後川が流れていますので、昭和28年には大水害が発生しています。その後、スーパー堤防が築かれていますので、昔ほど洪水のリスクは低くなったかもしれませんが、最近は、時として恐ろしいほどの雨量となることもあります。

「備えあれば憂いなし」ではありませんが、自宅周辺をハザードマップで危険度合いを確認しておきましょう。

 

久留米市ハザードマップ

当事務所周辺のハザードマップ

 

また、過去の歴史からも学ぶべきこともあるでしょう。

筑後川の洪水の歴史(昭和28年以後の主な洪水)

 

高層階でいいのか?

当事務所は6階建てのオフィスビルの6階にあります。

以前、ビルの電気系統のトラブルで2~3日停電になりました。

パソコンや電話、コピー機が使えません。

エレベーターも動きませんので、6階まで階段で何往復もしました。かなりツラかったです。

機械式の駐車場に車を止めている人は車を出すことができず、全く仕事にならなかったようです。
(わたしは幸い自転車通勤ですので、車の被害はありませんでした。)

 

災害時の自宅でも起こりえます。

先日の台風19号により多くの被害が出ていました。

  • マンションの1階や地下駐車場に浸水した
  • 停電で、高層マンションのエレベーターが動かず、階段で往復しなければならない
  • 断水で、トイレが使えない

低層階の浸水被害に対しては、ハザードマップによる確認が必須でしょう。

 

高層マンションは、地震には強い構造(耐震、免震、制震)になって揺れには強いでしょうが、
電気や水がストップした場合はどうでしょう?

自家発電設備があったとしても、限りがあります。

自宅に帰るには、自力で階段を上る必要があります。若い人、体力に自信がある人にはいいかもしれませんが、高齢の方などは避難できなかったり、水や食料を自宅まで持って上がるのができなかったりするかもしれません。

高層マンションに住むメリットも多くあるでしょうが、このようなリスクのことも考えておく必要があるでしょう。

 

参考になる(かもしれない)本の紹介

私がこれまでに読んだ災害関連の本をご紹介します。

 

「自信イツモマニュアル」

これは、『「家の安全」のチェックポイント、あの手この手を知っておく「連絡手段」、すぐできる家具の転倒防止、本当に役立つ防災グッズなど』大切なことをマニュアル化されたものです。

 

「警視庁災害対策課防災ヒント110」

これは持ってはいないのですが、ツイッターでのお役立ちツイートの書籍化されたものです。

 

「西日本大震災に備えよ 日本列島大変動の時代」(鎌田浩毅:著)

この本に、生き抜くためのグッズとして

  1. ペットボトルの水
  2. ドライフルーツ(「ペットボトルの水とドライフルーツさえあれば、数日間は持ちこたえることが可能である。」p64)
  3. 小型の懐中電灯(予備の電池も)

と書いてありましたので、読んですぐに、通勤バッグに小さい懐中電灯を入れるようにしました。

このおかげで、上記の事務所ビルの停電の際、暗い非常階段を上り下りするときに役立ちました。

 

「限界のタワーマンション」 (榊淳司 著)

タワーマンションに住んでいる方、購入を考えている方は、この本の「第3章 災害に弱いタワーマンション」を読んでみられてはいかがでしょう。

 

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